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 1950年代後半より一部地域において「シャボン玉」の製造・販売が開始される。

点々

 1960年代には、「シャボン玉製造業」を営む事業者が各地に広がりを見せる。

 1970年前後より、「合成洗剤の問題」が社会問題となる。
 この頃より、「シャボン玉製造」を本業としている業者間の交流が始まる。
 各社で「シャボン玉の安全」についての問い合わせが増加し、当時「安全基準」が確立していなかったため、各社が対応に苦慮した。

 1975年「シャボン玉の安全と発展」を目的とする任意団体「全国シャボン玉安全協会」が発足。

 (9社により発足)
 当初は、メーカーごとに、保健所などで、「シャボン液」の検査を受けていた。
 しかし保健所では当時安全基準がなかったため、シャボン玉液の安全を証明することは出来なかった。
 国の認可検査基準であるSGマークに載せるべく検討に入るが却下される。
 全国シャボン玉安全協会の活動として、(財)日本玩具協会の安全基準(STマーク)の中にシャボン玉の安全基準作成の要請を行う。
 (財)日本玩具協会と協議の結果、シャボン玉液の安全基準を「界面活性剤濃度3パーセント以内」「蛍光増白剤及び重金属を含まない」と決定。
 同時に、誤飲事故を想定し、「容器の容量」「吹き具は吸引できない構造」などの安全基準なども決定。
 当初は玩具のカテゴリー内での認可ではなか ったが、現在は正式な玩具の安全基準として認可。
 以後、両協会間で意見交換を行いながら、「時代に適応した安全基準の追加・変更」などを行なってきた。
 全国シャボン玉安全協会は、定期的に各社の安全対策・事故状況の報告などの会合を開催している。

 2007年6月 海外で製造された玩具から基準を大幅に超過した重金属が見つかり、社会問題となる。

 2008年 厚生労働省より食品衛生法 指定玩具基準が改定される。
 経済通産省より日用品(玩具を含む)の安全についての指導がある。
 このような指導の下、財団法人・日本玩具協会のST基準が大幅に強化される。
 特に「輸入玩具安全対策の強化」に取り組む。(2008年9月20日・HP公表)

 2009年2月 全国シャボン玉安全協会・定期総会開催。
 シャボン玉の安全性について、協会内で安全基準の見直しを行った。
 また、全国シャボン玉安全協会の「推奨マーク」を制定することとした。

 2009年4月 全国シャボン玉安全協会の「推奨マーク」の使用を開始。
 ホームページを作成し、当協会事業内容を公開する予定。