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 シャボン玉は幼児期に一度は体験される遊びとして親しまれております。
 又、安全な遊びとしても認知されております。
 しかし、誤った遊び方をしますと、思いがけないトラブルに遭遇することがあります。
 以下の事柄にもご留意ください。

点々

 シャボン液の成分と注意

 シャボン液は「3パーセント以下の界面活性剤」と、「微量の増粘剤」のほかは「96.9パーセント以上が水」で出来ております。
 使用している界面活性剤の中には、危険とされている、蛍光増白剤・重金属は含まれていません。
 国内シャボン玉メーカーの使用原料は、国内製造の一般的シャンプーなどに使用されている原料と同じ分類に属する原料が多いようです。
 市販シャンプーの界面活性剤濃度は30パーセント前後のものが多いようです。
 おおむね、10倍程度に薄めたものが、シャボン玉の濃度となります。
 しかし、一方で汚れや油分を落とす性質も持ち合わせております。

 思いがけないトラブルとは

 1.玄関先の石畳でシャボン液をこぼした。そのまま放置していたらその部分が変色した。 

 2.真夏に電動式シャボン玉で遊んでいた。隣に車があり、シャボン玉がいっぱい付いてしまった。
   そのまま放置したら、塗装が変色した。

 3.本皮製品(靴・バッグ)などにシャボン玉がつき、シミが残った。

 4.花が咲いている場所で長時間シャボン玉遊びをしたら、翌日花がしおれた(枯れた)。

 5.長時間シャボン玉で遊んでいたら、手や唇が荒れた。

 予想原因と対策
 1.薄い洗剤をまいて、水で流さずに放置した状態と同じと考えられます。
   洗剤を使用してはならないもの(車や洗剤拭きが禁止表示されている製品など)についた場合は、すぐに水で洗い流すようにしましょう。 

 2.同上 

 3.本革などは、水分が付着しただけでもシミになるほどです。シャボン玉が付着しないよう気をつけてください。

 4.洗剤を花に撒いているのと同じです。少量なら問題ありませんが、シャボン玉が花のほうに飛んでいかない場所を選びましょう。

 5.アトピーや敏感肌の方は、シャボン玉やシャボン玉液に直接触れないように遊んでください。遊んだ後は、手や顔を水で洗いましょう

 歩きながらシャボン玉遊びをすると、転んだときに吹き棒などで口の中を突いて怪我をすることがあります。